【会計の勉強】財務諸表について
先日、財務諸表の基礎を学習するセミナーを受講してきました。もう10年以上前に
簿記を勉強していたので財務諸表については分かっているつもりでしたが、新しい発見
や理解できていないことが確認できて色々と収穫がありました。
1.純資産の部
2005年に資本(自己資本または株主資本)が、純資産という名称に変更されました。
冒頭に書きましたとおり、簿記の勉強をしたのが2005年以前でしたので純資産という
認識がありませんでした。この時点まで、私の中では資本の部で止まっておりました。
ですが純資産という名称が示すとおり、純資産の部には”資本金”や”利益剰余金”など
といった「借金ではなく、返済する必要がない金額」が記載されます。なので、言葉と
実態が直感的に連想できるようになりました。
2.キャッシュフロー計算書
キャッシュフロー計算書は、所謂”会計ビッグバン”より導入されました。私が簿記を
勉強していた頃ですので、知っていてもおかしくないはずですがどうも親しみがあり
ませんでした。キャッシュフロー計算書については、以前に当ブログでも書きました。
【会計の勉強】キャッシュフローについて。 - yoshiaki_kのブログ
3.財務諸表の作成
セミナーの中では業務上の取引・処理から、財務諸表へ金額を入力するというシュミ
レーション形式の作業がありました。商品の仕入れや期末の棚卸しなど実際の業務で
発生する金額が、財務諸表のどの項目に示されるか体験することができました。企業
がどのような形で現金を保有し、どのような形で現金を集め、どのような形で現金が
流れ(出入りし)ているかが感覚的にイメージできるようになりました。
またセミナー後半には財務分析を少々行いましたが、その事についてはまた別の記事で
書きたいと思います。