【会計の勉強】原価について

最近はブログのアクセス数やSEOというものが、なんとなく気になってしまいます。

 

当初このブログを始めた目的は、学習した内容を自分が理解するためにアウトプット

 

する(ブログを書く)ことです。危うく、本末転倒になるところでした。

  

 

さて今回は、原価について考えてみようと思います。製造業の会社を例に考えると、

 

以下3つのポイントがあります。

 

  1. 工場の維持費
  2. 材料費
  3. 製造スピード

 

最初の「工場の維持費」については、まず工場活動を会計数値として可視化すること

 

が重要となります。可視化する目的は工場内で行われている作業を、

 

”付加価値活動”と”非付加価値活動”に分類するためです。工場内の作業には、打合せや

 

待機時間など価値を生み出していないものもありますが、普段から意識して分類され

 

ることはありません。また一方、当たり前ですが部品加工や組み立てなど価値を生み

 

出す作業も存在します。このように作業を分類して考えないと、どれだけ効率化や

 

改善活動を進めようとも、”非付加価値活動”は残り続けることになります。具体的な

 

対応方法としては、工場内の活動を二つに分類のうえ作業時間を集計して、そして

 

実績時間に単価をかけて原価を算出します。工場内で発生している算出した原価が、

 

数値として見えるようになります。

 

次に「材料費」について考えてみたいと思います。工場内には製品となる前状態の

 

仕掛品などが多く見られますが、それは原料を大量購入して仕入値を下げる為や

 

欠品を防ぐために計画以上の仕入れをするなどが原因です。材料費を下げる

 

ためには、製造するために必要な分だけ原料を仕入れて、工場内に不要な原料や製品

 

をもたないようにすることだと思います。

 

 最後に「製造スピード」について考えてみたいと思います。工場内にて原料から製品

 

になるまでの製造スピードを上げることが重要で、その理由は工場内に製品前の状態

 

が残っていることは維持費(固定費)が発生し続けていることになります。資金という

 

観点で考えると、工場内に留まっている状態は資金も同様に留まっていることになり

 

ます。工場から製品として出ていき、販売されてはじめて資金が回収できます。

 

 

今回は原価について考えてみましたが、なかなか難しく理解できていないところまだ

 

まだあります。また勉強して理解が深まりましたら、改めて書いてみたいと思い

 

ます。