【JaSST'13 Tokyo】行ってきました!

に行ってきました。

 

会場は雅叙園@目黒です。

初めて行きましたが、和な雰囲気でした。とてもITとは無関係な気がしました(汗

会場には多くのエンジニア?がいました。自分もそうですが、多くの方がテストという分野に興味を持っているんだな~、と思いました。

 

 特に気になった点を挙げたいと思います。

 

1.テストの自動化

 テスト自動化のセッションでは、テスト自動化知識体系TABOKなど初めて聞く言葉や考え方など出てきて、考えさせられることが多くありました。

具体的には、

 ・テスト自動化は、スコープ・ROIを明確にする必要がある。

 ・テスト自動化は、必ずしも行う必要は無く必要性は検討する。

 ・テスト自動化は、海外では常識だが日本では浸透していない。

です。

 

どの内容も軽くないようでしたが、今後テストを考えていく上で避けては通れない内容です。

 

テスト自動化については社内でも議論されますが、最終的にはスクリプトを製造するコスト(製造できる人がいない等)がネックになり頓挫することがあります。

しかし、製造コストだけ判断するのではなく、このスコープでは自動化する効果はある、又はこの機能について自動化することは充分なROIを見込めるなどを検討すべきだと思います。

また海外ではテスト自動化が当たり前で、自動化されていない現場には難色を示されるそうです。

日本でテスト自動化が進まない原因は色々あるようですが、やはり開発プロジェクトにテスト選任部隊が不在・テスト自動化の予算が見込まれないなどあるそうです。 

 

色々とテスト自動化への思いが挫かれそうになる事を書きましたが(汗、やはり必要な状況においてはテスト自動化による恩恵は大きいと思います。

 

2.モバイルアプリのテスト自動化

 モバイルアプリのセッションでは、主にスマホとPCを比較したテストについてでした。

具体的には、

 ・OSは同一でも、機種が異なると動作は保障されない。

 ・海外ではエンドユーザの品質部門がテストを行う。

 ・(経験則だが)5回以上テストを行う部分についてはテスト自動化すべき。

  特にスモークテスト・回帰テストはテスト自動化の一歩としやすい。

 

今までモバイル開発を担当したことが無かったので、勿論モバイルでのテストなど知らなかったが

想像以上に大変そうだなというのが率直な感想です。

大変そうという他人事に感じたが、確実にモバイル市場(スマホのアプリ)は成長しており、自分がモバイルのテストを担当するときが来るかもしれません。

  

 
 
元々テストという分野については興味ありませんでしたが、開発を行っている中で開発ツールや手法などは進んでいきましたが、テストについてはそんなに進化している感じがしませんでした。
案の定、テストケースやテスト手法などは従来どおりのままで品質担保や工数削減などは難しく、私もテストに関するスキルは疎かにしてしまい多くの不具合を起こしてしまいました。
※その際は多くの方にご迷惑を掛けました。申し訳ありません(汗
 
そんな時に、JSTQB(テスト技術者資格認定)を知り受験しました。改めテストについて勉強をすると、いかに自分がフィーリングでテストをしていたか痛感しました、
また同時に、開発と同じくらいテストは真剣に考えなくてはいけない分野だと思いました。
 
今回初めてJaSST'13 Tokyoに行きましたが、非常に多くの刺激を受けることが出来ました。今後はさらにテストについて勉強していきたいと思います!